- ホーム
- Omexco輸入壁紙|施工マニュアル
Omexco輸入壁紙 施工マニュアル
Omexco輸入壁紙を美しく仕上げるための、下地処理、接着剤、糊付け、継ぎ目、貼り方向についてご案内します。

Omexcoには、不織布、紙、織物、植物繊維など、さまざまな壁装材があります。素材、接着剤、貼り方向、リバース貼りの有無は商品によって異なるため、商品ラベルと施工指示を優先してください。
施工前に確認すること
Omexcoの壁装材は、品番によって素材や施工条件が異なります。開梱後、裁断や糊付けを行う前に、次の項目をご確認ください。
素材と裏打ち
不織布、紙、織物、植物繊維など、商品の素材と裏打ちを確認します。素材によって接着剤や施工方法が変わります。
有効幅
有効幅は商品によって異なり、約90〜100cmの商品が多くあります。必ず現物と商品仕様で確認してください。
貼り方向
縦貼り、横貼り、縦横兼用、リバース貼りなどの指定を確認します。外箱やロールに表示された方向を守ってください。
ロットと裁断順
同一空間には同じロットを使用します。裁断した順番を記録し、施工時も同じ順番で貼り進めてください。
施工前に3幅程度を床面で並べ、色、柄、貼り方向、継ぎ目の見え方を確認してください。異常がある場合は、裁断や施工を進めずご相談ください。
下地処理
輸入壁紙は、下地の色や凹凸が仕上がりに現れやすい素材です。下地を平滑に整え、色と吸水性を均一にしてから施工してください。

| 石膏ボード | 目地やビス穴をパテで平滑に処理し、サンダーがけを行います。必要に応じてシーラーで吸水性を均一にします。 |
|---|---|
| 合板 | アクや変色が表面へ現れる場合があります。アク止め効果のあるシーラーを使用し、十分に乾燥させてください。 |
| モルタル・多孔質下地 | 接着剤の吸い込みを抑え、接着力を均一にするため、下地に適したシーラーで十分に処理してください。 |
| 金属・樹脂・塗装面 | 下地の強度を確認し、油分や汚れを除去します。素材に適したプライマーやシーラーを使用してください。 |
| リフォーム下地 | 既存壁紙の裏紙、接着剤、浮き、剥がれを確認し、除去または補修したうえで下地を均一に整えます。 |
パテ跡や下地の色むらが透ける場合があります。全面パテやカラーシーラーなどで、下地の色を均一に整えてください。鉛筆や墨の書き込みも必ず除去します。
接着剤
接着剤は、商品ごとの施工指示と素材に合わせて選びます。壁紙側へ糊を付ける方法と、壁面へ直接塗布する方法があります。
壁紙へ糊を付ける
裏面へ接着剤を均一に塗布します。強く折りたたむと折りじわが残るため、大きくたたみ、折り目へ荷重をかけないでください。
壁面へ糊を塗る
壁面へローラーで接着剤を均一に塗布します。商品が向こう糊施工に対応していることを確認し、不織布・フリース用接着剤を使用してください。

Omexcoの施工指示と接着剤メーカーの仕様を確認し、素材に適した製品をご使用ください。施工前に試し貼りを行い、接着状態と表面への影響を確認します。
推奨例:ピュアラ、ルーアマイルド、ウォールボンド100・200、または商品仕様に適合する同等品。
基本の施工手順
- 品番、数量、ロット、素材、貼り方向、柄合わせ、リバース貼りの指定を確認します。
- 壁面を採寸し、継ぎ目の位置と貼り始めの基準線を決めます。水平器やレーザーで垂直・水平を確認してください。
- 裁断前に3幅程度を並べ、色、柄、方向、裁断順を確認します。
- 商品仕様に従い、壁紙または壁面へ接着剤を均一に塗布します。
- 壁紙へ糊を付ける場合は、大きくたたみ、折り目へ荷重をかけず、長時間放置しないでください。
- 柔らかい撫で刷毛やラバーローラーを使用し、中央から外側へ空気を抜きながら貼ります。
- 継ぎ目は突き付けで合わせ、表面へ接着剤がはみ出さないよう注意します。
- 施工中と施工後は、暖房や送風による急激な乾燥を避け、自然に乾燥させます。
不織布壁紙は寸法安定性がありますが、必要なオープンタイムは素材と接着剤によって異なります。一律に判断せず、商品ごとの施工指示と現場環境に合わせてください。
貼り方と方向
Omexcoには、縦貼り、横貼り、縦横兼用、リバース貼りの商品があります。見た目だけで判断せず、商品ラベルと表示マークをご確認ください。

突き付け貼り
化粧断ちされた両端を、隙間や重なりが生じないように合わせます。継ぎ目を強く押しつぶさず、柔らかいローラーで軽く整えてください。
リバース貼り
リバース貼りの指定がある商品は、1幅ごとに天地を逆にして施工します。左右の色差を目立ちにくくするための施工方法です。

同じロットでも、裁断順や貼り方向を変えると色の見え方に差が生じる場合があります。裁断した順番どおりに、方向を交互に変えて施工してください。
縦貼り・横貼り
商品によって施工方向が指定されています。横貼りは二人で施工し、水平線を確認しながら、たるみや折れが生じないように貼り進めてください。

施工上の注意事項
表面を強くこすらない
硬い刷毛や金ベラを避け、柔らかい刷毛やラバーローラーを使用します。素材によっては、こすれによる光沢や色の変化が生じます。
糊を表面へ付けない
継ぎ目から接着剤がはみ出さないよう注意してください。付着した場合の処置は、商品ごとの施工・メンテナンス指示に従います。
同じロットを使用する
同一空間には同じロットを使用します。サンプルと現物、または異なるロットでは、色や質感に差が生じる場合があります。
急激に乾燥させない
施工中と施工後は、強い暖房、冷房、送風を避けてください。急激な乾燥は継ぎ目や接着状態へ影響することがあります。
洗剤や薬品を使用しない
お手入れ方法は商品ごとに異なります。洗剤、漂白剤、薬品を使用する前に、製品のメンテナンス表示を確認してください。
施工後に全体を確認する
糊の付着、色差、継ぎ目、浮き、気泡がないかを確認し、接着剤が乾く前に必要な調整を行います。

表示マークの確認
商品ラベルや技術資料には、貼り方向、柄合わせ、接着剤、洗浄性、防火性能などの表示があります。施工前に、対象品番の表示をすべて確認してください。


施工前の最終確認
チェックリスト
- 品番・数量・ロットを確認した
- 素材と有効幅を確認した
- 貼り方向と柄合わせを確認した
- リバース貼りの有無を確認した
- 裁断順を記録した
- 下地が平滑で十分に乾燥している
- 指定に合う接着剤を用意した
- 3幅程度を仮並べして確認した
※本ページは一般的な施工の目安です。実際の施工では、対象品番のラベル、技術資料、施工・メンテナンス指示を優先してください。



