- ホーム
- ウィルトン織カーペットについて
ウィルトン織
カーペットについて
糸を一本ずつ織り込み、時間をかけて仕立てるウィルトン織。優れた耐久性と弾力、美しい表情を備えた、伝統ある織じゅうたんの魅力をご紹介します。
ウィルトン織カーペットとは
ウィルトン織カーペットは、地組織をつくる経糸と緯糸に、表面となるパイル糸を織り込んで製造する機械織りのカーペットです。
パイル糸を地組織へしっかり織り込むため、密度のある安定した仕上がりとなり、弾力性・耐久性・踏み心地に優れています。ホテルや商業施設をはじめ、住宅の敷き込みカーペットやラグにも使用されています。
密度のある織り
パイル糸を地組織へ織り込み、厚みと安定感のある床面をつくります。
耐久性と弾力性
歩行による負荷を受ける空間にも対応しやすく、しっかりした踏み心地を楽しめます。
豊かな表現
無地から柄物、カット・ループなど、製法によって多彩な表情を生み出せます。
英国から受け継がれた織りの伝統
ウィルトンカーペットは、18世紀のイギリス・ウィルトシャー州ウィルトンで発展した、伝統ある機械織りカーペットです。
日本でも20世紀初頭から製造が始まり、ホテルや公共施設、住宅などの床を彩ってきました。生産効率に優れるタフテッドカーペットが普及した現在も、伝統的な織機と職人の技術によるウィルトン織は受け継がれています。
時を超えて、価値を織る
ウィルトン織カーペットの製造には、多くの準備工程と熟練した職人の経験が必要です。機械がすべてを完成させるのではなく、職人が糸や織りの状態を見極めながら、時間をかけて一枚の織物へ仕立てていきます。
丁寧な仕事によって生まれる豊かな質感と端正な表情は、現代の手工芸品ともいえる魅力を備えています。
染色から仕上げまでの品質
ウィルトン織カーペットは、羊毛などの原料を糸にし、染色・準備・製織・補修・検査という多くの工程を経て完成します。
-
紡績・撚糸
原料となる繊維を選び、カーペットに適した糸をつくります。 -
染色・準備
糸を染め、必要な本数のコマへ巻き上げて織機へ準備します。 -
製織
パイル糸と地組織を織り合わせ、カーペットの表面を形成します。 -
補修・検査
織り上がりを確認し、必要な補修と最終検査を行います。
バーチャル工場見学
原料の準備から製造・仕上げ・出荷まで、ウィルトン織カーペットが完成する工程をご覧いただけます。
ウィルトン織の構造と表現
ウィルトン織は、地組織となる経糸・緯糸へパイル糸を織り込み、鋼鉄製のワイヤーなどを使って表面のパイルを形成します。
使用するワイヤーや織機の設定によって、毛先を切りそろえたカットパイル、輪の状態を残したループパイル、両方を組み合わせたカット&ループなどを表現できます。
シングルウィルトン
製織の原理
無地と柄の表現
ウィルトン・無地
糸の色とパイルの表情を活かし、上質で落ち着きのある床面をつくります。
ウィルトン・柄
ジャガード装置などによって糸を選択し、複数の色を使った柄を織り上げます。
動画出典:日本敷物団地協同組合
ほかのカーペット製法との違い
| ウィルトン | パイル糸を地組織へ織り込む製法。密度・耐久性・弾力性に優れ、無地から柄まで表現できます。 |
|---|---|
| アキスミンスター | 必要な色のパイル糸を選択して地組織へ織り込む製法。多色を使った複雑な柄の表現を得意とします。 |
| タフテッド | 基布へパイル糸を刺し込み、裏面を接着加工する製法。生産性に優れ、幅広い商品に採用されています。 |
AGIの国産ウィルトン織カーペット
暮らし方や仕上がりのご希望に合わせて、2つのウィルトン織シリーズからお選びいただけます。
The Wilton
国産ウールカーペットの質感と、伝統的なウィルトン織の豊かな表情を楽しむシリーズ。敷き込み用からラグまで、上質な床空間を仕立てます。
The Wiltonを見る



