カーペットQ&A – 「ダニやアレルギーとカーペットは相性が悪いと聞きました。本当ですか?

カーペットは喘息やアレルギー症状を悪化させるという俗説が広まっています。
アレルギー体質のお子さんにはフローリングがおすすめとありますが
しかし、実際はその逆です。
海外研究によるとカーペットは実際にはエアフィルターの役割を果たし、アレルゲンを閉じ込めて空気中を循環させないようにするそうです。
実際 カーペットの使用を70%減らしたある海外研究では アレルギー反応が30%増加しました。

皇室や国会議事堂などの場所にもウィルトン織ウールカーペットは敷かれていますが
カーペットを適切に掃除し メンテナンスをすれば 喘息やアレルギーの問題を軽減するのにこれほど適した床材はありません。
人がいるところ ダニもいる
人間が生活する場には必ずダニがいる。
30年前にもいたし 今年も そして30年後もいるでしょう。
ところが人間というのは不思議なもので 知らなければ何でもないものが知った途端に気になり出します。
NHKが「家庭のダニ」を特集した(昭和62年に放映)翌日からカユクなる人が激増したという例がその典型であります。
しかも 室内のダニの93%以上は人に直接害を与えないチリダニ。
昔ネズミが多かったころにいた人を咬んだり吸血するイエダニには ほとんどいないのに・・・。
ところでカーペットの防虫対策ですが。
ウール製品の場合はダニとは別にウールを食べる虫(ヒメカツオブシムシやイガの幼虫)を防ぐ加工が施されています。
ダニ対策の方は 防ダニ・カーペットをうたっているものもまれにありますが その効果には限度があります。

ダニを減らすには
①風通しをよくし 湿度を下げること。
②電気掃除機でていねいに掃除をすること。
それらが何よりの対策です。
ただし 消費者の多くがカーペットはダニが発生しやすいといった間違ったイメージを持っていることです。
そうした誤解は カーペットのダニは畳より少なく カーペットより生息率こそ少なかったフローリングもダニの舞い上がり率が高く喘息などの原因になるという事実を知ることが必要です。
また虫ではないですがカビや雑菌の増殖を抑制する防菌・防臭加工もいろいろあります。
しかし敷かれる条件や日頃のメンテナンスなどにより その効果も絶対ではありません。
カーペットとダニ・アレルギーについての参考記事
動画「カーペットでハウスダスト対策!」
カーペット敷きの空間はフローリング空間に比べ、アレルギーの原因となるハウスダストの舞い上がり量が10分の1。
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