ウールカーペットと室内空気環境|化学物質過敏症・シックハウス症候群について
化学物質過敏症やシックハウス症候群について不安を感じている方から、カーペットの素材や裏加工についてご相談をいただくことがあります。
床は住まいの中でも面積が大きく、毎日触れる場所です。素材や仕上げを知ったうえで選ぶことは、心地よい室内環境を考えるための大切な一歩になります。
ここでは、AGI KANSAIで取り扱うウールカーペットの素材・裏加工と、室内空気環境を整える際に知っておきたい点をご紹介します。
※本記事は素材および製品仕様に関する一般的な情報です。症状・治療・住環境の判断については、医療機関または専門機関へご相談ください。

AGI KANSAIのウールカーペットについて
AGI KANSAIでは、日本製のウールカーペットを中心に取り扱っています。
たとえばThe Wiltonは、表面のウール糸と、経糸・緯糸を用いて織り上げるウィルトン織のカーペットです。素材や構造、仕上げは商品ごとに異なるため、気になる製品がある場合は個別の仕様をご確認ください。
裏面加工について
ウィルトン織カーペットには、糸抜けを抑え、形状や寸法を安定させるため、裏面に加工を施している製品があります。
製品により、SBRラテックスなどを裏面に薄く塗布している場合があります。これはカーペットを長く安定してお使いいただくための加工であり、表面材を接着剤で貼り合わせた構造とは異なります。
裏加工の有無や使用素材は商品によって異なります。ご購入前に確認したい場合は、対象商品をお知らせください。
SBRラテックスとは
SBRは、スチレン・ブタジエン・ラバーと呼ばれる合成ゴムの一種です。幅広い工業製品に使用されており、カーペットでは裏面加工の材料として用いられることがあります。
においや揮発成分の感じ方には個人差があります。化学物質やにおいに敏感な方は、使用される素材を事前に確認し、設置後は十分に換気を行うことをおすすめします。

室内空気環境を整える基本は、換気と清掃です
住まいには、建材・家具・壁紙・塗料・日用品など、さまざまなものがあります。室内空気環境を考える際は、一つの素材だけではなく、住まい全体を見ながら整えることが大切です。
室内空気中の化学物質については、厚生労働省が室内濃度指針値を定め、室内空気汚染に関する情報を公開しています。
カーペットを新たに設置した後に、においや揮発成分が気になる場合は、窓を開ける、換気設備を使用するなど、こまめな換気を行ってください。日常的な清掃も、室内のほこりをためないために大切です。
床暖房・ホットカーペットの使用可否は、製品ごとに異なります。必ず対象商品の仕様・注意事項をご確認ください。
化学物質過敏症・シックハウス症候群について
シックハウス症候群は、室内空気環境との関わりが指摘されている健康上の問題です。建材や内装材などから放散されるホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などが、関連要因として挙げられています。
一方で、症状の現れ方や原因の感じ方には個人差があり、複数の要因が関わる場合もあります。室内濃度指針値を満たしていても、すべての方に影響がないことを保証するものではありません。
体調に不安がある場合や、すでに症状がある場合は、自己判断せず医療機関または専門機関へご相談ください。

ウールが持つ室内空気への特性
ウールは、湿度を吸放出する調湿性を持つ天然繊維です。また、室内空気中の一部の物質を吸着する性質について、羊毛研究機関などから報告されています。
ウールカーペットは、足元の心地よさだけでなく、自然素材を住まいに取り入れる選択肢のひとつです。
ただし、ウールカーペットだけで室内環境のすべてを改善できるものではありません。換気、清掃、住まい全体の素材選びを組み合わせて考えることが大切です。

ご購入前にご確認ください
化学物質やにおいに敏感な方は、感じ方に大きな個人差があります。
そのため、AGI KANSAIでは、化学物質過敏症・シックハウス症候群の症状改善や、すべての方への適合を保証することはできません。
ご購入前に、対象商品の素材・裏加工・床暖房対応などをご確認ください。ご不安な点は、お問い合わせいただければ製品仕様をご案内いたします。
素材を知り、住まいに合う一枚を選ぶこと。AGI KANSAIは、日本製ウールカーペットを通じて、心地よい空間づくりをお手伝いします。


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