織じゅうたんの良さをより高めていただくためには 施工が大切です。
それには 適材を適所にという考え方と それらに合った適切な工法を選ぶことが必要です。
正しい施工がなされて初めて織じゅうたんの完成品と言えるのです。
そこで 代表的な織じゅうたん・ロールカーペットの工法を紹介します。
折り返し置き敷き工法(折込み・折曲げ)

フローリングなどの硬質床材に人気が集まっています しかしフローリングなどは
・冬場 足もとが 冷たい
・ホコリが舞い上がる
・音がするといったことから
織りじゅうたんやロールカーペットを上から敷き詰めたいと言う要望が増え始めています。
でもせっかくの床仕上げ材をグリッパーで傷付けたくないとか グリッパーを打てない場所や畳の上に敷き詰めて置きたいと言った希望も多くあるようです。
音が響くのでグリッパーを打ちたくないなども。
このような場合には折り返し置き敷き工法が最適です。
織じゅうたんの場合には マシンタフトカーペットのように 裏打ち材がなくパイルと基布が一体化しているために寸法の安定性が良く かなり広い場所でもこの工法で敷き込むことができます。
グリッパー工法

グリッパーとは 一般的に厚さ7mm・幅24mm・長さ1200mmの薄く細長い木片に 釘の先(ピン)が60度の角度 15mm間隔で二列に並んだ固定用具です。
これを部屋の壁ぎわに固定し ロールカーペットの裏をピンに引っ掛ける施工法のことです。
普通ロールカーペットは使用中に延びて波打つことがありますが このグリッパー工法では十分に引き伸ばしてピンにかけるためそういう心配がありません。
グリッパー工法はキレイに仕上がり 使用後のシワやタルミもなく敷き替えも容易で織じゅうたん・ロールカーペットに良く敷かれている工法です。
直貼り工法

耐久性や安全性が特に要求されるスロープや階段などは タルミがでにくい直貼り工法が最適です。
また 接着剤を選ぶ時は 剥がす場合の接着性の度合を考慮する必要があります。
ジョイント

織じゅうたんやタフトカーペットをジョイントする際には 必ず目止めが必要です。
Split laying(分割置き敷き)

工事を伴う敷き込みカーペット床ができない方に エリアを設けて並べて置敷きをする工法です。

あらかじめ お店でミシン縫製されたカーペット(ラグ)を分割に並べて敷く方法や採寸した寸法で製作したカーペットを並べて敷くので簡単です。

DIY工法

ご自身でロールカーペットを敷く場合のDIY工法です。
両面テープや糊貼りなどの直貼り工法が一般的です。
吸着床シート を下敷きにロールカーペットを貼り付けて敷くことも可能です。
ロールカーペットの工事を依頼するとき 敷き方・料金はどれくらいなどわからないかと思います。
下記ページでは ロールカーペットを敷いてみたいと考えている方 AGI の商品購入をご検討中のみなさまの参考になるようにご紹介しています。
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