MADE-TO-ORDER    Luxury Carpet & Rug

階段・廊下は 家の中でロールカーペットを敷くのに最も一般的な場所ですが 適切なカーペット製品を選ぶのに最も厄介な注意する場所でもあります。

階段・廊下用のロールカーペットを選択することは 他の場所に敷くカーペットよりも少し難しいです。
というのも、ロールカーペットのスタイルや色を決めるだけでなく 階段に敷くのに適した耐久性と品質が なければならないからです。

もちろん 階段の縁や手すりの柱に沿って敷き詰めるため 見た目も美しくなければなりません。



階段の安全性を高めるロールカーペット

木製やビニルラミネートのような硬い表面の床材を好む場合でも 階段にロールカーペットを敷くのは良いアイデアです。

階段に ロールカーペットを敷くことは 硬い床材で階段を覆うよりもはるかに安全です。
また 歩行がしやすく足腰にかかる負荷を軽減します。

硬い床材は滑りやすく 転倒の原因となります。
万が一転倒しても ロールカーペットは木板や ラミネートに比べて着地点が 柔らかいので 怪我の可能性を減らすことができます。


ロールカーペットの品質

階段・廊下は 家の中で最も交通量の多い場所ですが それは よく使うからだけでは ありません。
階段を 降りるときには 重力が加わるため平らな場所よりも足運びの影響が大きくなります。
つまり できる限り高品質のロールカーペットを 使うべきなのです。

別注カーペットや高品質のロールカーペットを追加すると 初期費用はかかりますが 長期的には ロールカーペットの交換頻度が減り 間違いなくコスト削減につながります。
カーペットの種類


階段のロールカーペットの耐久性

階段は 家の中で最も人の出入りが 多い場所です。
そのため 階段・廊下を覆うロールカーペットは 激しい通行に耐えられるだけの耐久性があり かつ見た目にも美しいことが重要です。

つまり 寝室・ホール・階段に ロールカーペットを 敷いている場合 寝室に適したロールカーペットが 階段には適していない可能性があるということです。

階段用のロールカーペットを選ぶ際には 通常 自分の好みのスタイルで 購入できる範囲で最高の耐久性を持つものを選びたいものです。


パイルの厚さの検討

多くの人は カーペットが 厚いほど耐久性が高いと考えています。
これは 常に当てはまるわけではありません。

実際 最も耐久性のあるロールカーペットの中には 薄くて高目付のものもありますし 厚いロールカーペットのいくつかは 毛の質量が少なくフカフカなボリューム感を見せているものもあります。

パイルの厚さは 階段用のロールカーペットに適しているかどうかの重要な要素ですが 目付が低く 厚すぎるロールカーペットは安全上の問題があります。

というのも ロールカーペットが 階段のノーズ(前縁)に巻き付いていると ノンスリップのような 滑り止めの作用がありませんので 目付が低く 分厚いロールカーペットは 階段でのスリップや転倒の原因となります。

パイルの高さ パイル密度を考慮しロールカーペットを選ぶことが大切です。


耐ソイル性

汚れ(シミ)がつくことと 汚れることは違います。
階段・廊下だけを覆うロールカーペット(寝室やファミリールームなど場所に敷かない)を選ぶのであれば ロールカーペットが 多くの食べこぼしに さらされることはないでしょうから 耐汚性は最優先事項ではありません。

しかし土足やスリッパなど使用する場合は 耐汚染性に優れたカーペットを探す必要があります。
はだしの場合 階段を上り下りすると 足の裏の油分がカーペットに残ることもあります。

家の中では 靴下かもしくはルームシューズを履くことでこれを避けることができます。
通常は ウール素材のように掃除機掛けをしていれば 遊び毛と一緒に取り除かれていきます。

しかし ペットを飼っていたり 単に素足で歩きたい場合は 汚れが繊維に付着して汚れを寄せ付けないように汚れに強いカーペットを選ぶか 日々の掃除機掛けをしてください。


スタイルと外観

階段にはどんなスタイルのカーペットでも使用できます。
(シャギーは✖)
多くの人は ロールカーペットが 階段の端に巻き付いたり どのように見えるかを心配しています。

ロールカーペットのサンプルを手に取って後ろに曲げると 列と列の間の基布地が見えることがあります。
階段の角にロールカーペットを巻くとその部分は耐久性が踏面より劣ります。

日本のご家庭の場合 土足の生活ではないかと思いますので基本的には大丈夫ですが 低目付のロールカーペットでは曲げた時のスマイルになったり経年によりパイルはげになってきたりします。

施工の方法として階段の角は サンドペーパーなどで面取りする方法です。
また ノンスリップなどを付けるのも方法の一つです。

踏面だけ施工することやノンスリップを付ける施工方法やランナー敷きも増えてます。


オープン階段

階段が側面で開いている場合 ロールカーペットは 2つの方法で曲げる必要があります。
階段の正面を縦方向に曲げる方法と 側面を横方向に曲げる方法です。

このような場合 階段の横で笑顔が発生する可能性があります。
横向きのスマイルを避けるためには 目の詰まった高品質のロールカーペットを探してください。
質が高いほど 列間のスペースが少なくなります。


階段へのロールカーペット設置
階段カーペット接着工法・フェルトグリッパー工法

階段にロールカーペットを敷くには 2つの方法があります。

1つ目は
接着工法。
アンダーフェルトを敷かずにロールカーペットを接着材で固定していく方法です。
推奨はこの施工方法です。 

2つ目は
フェルトグリッパー工法。
アンダーフェルトを敷いてからカーペットを敷く方法です。
アンダーフェルトは お客様の好みで決定していただければよろしいでしょう。


階段用ロールカーペットの注意点


階段に最適なロールカーペットとは 上記の「耐久性」「適度な厚み」「汚れにくさ」のすべての要素を満たすものです。

では そのカーペットとは?
階段用に最適なロールカーペットというものはありませんが AGI のウィルトンカーペット はいかがでしょうか。

このコレクションのカーペットは どれも汚れにくく 厚さや耐久性の面でも多くのスタイルが揃っています。
適切な選択と設置により ロールカーペットは階段に美しい仕上がりをもたらします。

・カーペット製品はこちら
⇒ The Wilton(ザ・ウィルトン)

⇒ ウィルトンオーダー【Carpet/Wilton Order】



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