カーペットのアンダーフェルト|役割と選び方

カーペット:基礎知識

カーペットの下に敷く「アンダーフェルト」。カーペットの踏み心地を調整するための下敷き材ですが、すべてのカーペットに必要というわけではありません。

カーペット本体の品質や厚み、施工方法、使用する場所によって、アンダーフェルトを使用する場合と使用しない場合があります。

今回は、アンダーフェルトの基本的な役割と、選ぶ前に確認しておきたいポイントをご紹介します。

アンダーフェルトとは

アンダーフェルトとは、カーペットと床下地の間に使用するクッション材です。

繊維を絡み合わせたニードルフェルトや、ウレタンフォームを使用したハイ・クッションなど、素材や構造の異なる製品があります。

主な役割は、歩行時の衝撃をやわらげ、カーペットの踏み心地を調整することです。製品や床の構造によっては、床衝撃音の軽減や断熱性への寄与も期待できます。

アンダーフェルトは必ず必要?

アンダーフェルトは、必ずしも必要ではありません。

ウールカーペットには、パイルそのものが持つ弾力性や厚みがあります。特に高密度で十分な厚みを持つカーペットでは、下敷き材を追加しなくても良好な踏み心地を得られる場合があります。

一方で、踏み心地を調整したい場合や、施工方法に応じてクッション材を組み合わせる場合には、アンダーフェルトが選択肢になります。

AGI KANSAIでは、まずカーペット本体の品質を大切にしています。そのうえで、必要に応じて適切な下敷き材を組み合わせることが基本と考えています。

アンダーフェルトの主な役割

踏み心地を調整する

カーペットの下にクッション層を設けることで、歩行時の足裏の感触が変わります。ただし、厚みや柔らかさを増せば必ず快適になるわけではありません。カーペットを適切に支えることも重要です。

歩行時の衝撃をやわらげる

アンダーフェルトには、歩行時の衝撃を緩和する役割があります。床衝撃音の軽減にも役立つ場合がありますが、実際の遮音性能は床の構造や使用する材料の組み合わせによって異なります。

断熱性を補う

カーペットの下に繊維やフォームの層を加えることで、床全体の断熱性に寄与する場合があります。ただし、その効果は素材や厚み、床の条件によって変わります。

選ぶ前に確認したい3つのポイント

1. カーペットの品質と構造

カーペットのパイルの高さ、密度、裏面構造によって、適した下敷き材は異なります。十分なクッション性を持つカーペットでは、アンダーフェルトを使用しない選択も考えられます。

2. カーペットの敷き方

置き敷き、グリッパー工法、全面接着工法など、カーペットの敷き方によって下敷き材の選択は変わります。

敷き方については、既存の織じゅうたん・ロールカーペットの施工方法ガイドをご覧ください。

3. 床の状態と使用環境

床下地の状態や使用する場所も大切です。床暖房がある場合は、カーペットと下敷き材の双方が対応しているか確認してください。

また、アンダーフェルトの厚みによって、扉の開閉や床の段差に影響する場合もあります。施工後の床の高さにも注意が必要です。

アンダーフェルトの種類と商品

AGI KANSAIでは、用途や施工方法に応じたアンダーフェルトを取り扱っています。ここでは、代表的な3種類をご紹介します。

ニードルフェルト

ニードルフェルトの繊維構造と厚みが分かる実物写真
ニードルフェルトの実物写真

繊維を機械的に絡み合わせてシート状にした、カーペット用の下敷き材です。適度なクッション性を加えるために使用されます。

ニードルフェルト|8mm厚
91cm巾×20m巻
販売単位:20m巻/品質見本(約A5サイズ)

ニードルフェルトの商品詳細・ご購入はこちら →

ハイ・クッション

ハイ・クッションの表面と断面が分かる実物写真
ハイ・クッションの実物写真

ウレタンフォームを使用した下敷き材です。ニードルフェルトとは素材や弾力性の特性が異なり、踏み心地にも違いがあります。

ハイ・クッション|8mm厚
91cm巾×20m巻
販売単位:20m巻/品質見本(約A5サイズ)

ハイ・クッションの商品詳細・ご購入はこちら →

ダイウレシート

ダイウレシートの表面構造と断面が分かる実物写真
ダイウレシートの実物写真

ダイウレシートは、ロールカーペットやタイルカーペットを全面接着する工法に対応した床下地調整材です。一般的なニードルフェルトやハイ・クッションとは用途が異なります。

ダイウレシート DA-08
8mm厚・95cm巾×10m巻

ダイウレシート DA-08の商品詳細 →

ダイウレシート DA-04
4mm厚・95cm巾×20m巻

ダイウレシート DA-04の商品詳細 →

DA-08・DA-04ともに、ロール巻と品質見本(約A5サイズ)の購入選択肢があります。詳しい仕様や販売条件は各商品ページをご確認ください。

アンダーフェルトを選ぶ際の注意点

アンダーフェルトは、厚みや柔らかさだけで選ばず、カーペットとの適合性を確認することが大切です。

古いアンダーフェルトを再利用する場合は、へたりや凹凸、破損などがないか確認してください。状態によっては交換が必要になります。

また、アンダーフェルトは床下地そのものの不具合を解消する材料ではありません。床の状態と施工方法に適した製品を選びましょう。

カーペットの品質を第一に考える

アンダーフェルトは、カーペットの踏み心地や快適性を補うための選択肢のひとつです。

大切なのは、カーペット本体の品質と、使用環境に適した下敷き材の組み合わせです。

AGI KANSAIでは、国産ウールカーペットとともに、用途に応じたアンダーフェルトも販売しています。必要性を確認したうえで、適切な製品をお選びください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました